我愛台灣

  1. mamanohibi

 私が台灣を好きな理由にお寺は欠かせない。台灣を訪れると、必ずふらっと立ち寄るお寺。現地の人々の生活に根付いた信仰心から、至る所にある大小さまざまなお寺は、観光客も参拝できる人気の観光名所になっている。
 日本と違い建物はとてもカラフルで豪華。わくわくするような陽気なイメージ。多くの神様がまつられているのも魅力。恋愛、学業、仕事、金運、健康、安産……。長いお線香を受け取り、それぞれの神様にお祈りをしながらお寺の中を歩き回る。
 自分の名前、どこから来たか、そして自分の願いを伝えながら。辺りを見渡せば、ぶつぶつ独り言を言ってるみたいにも見える。もし、願いが叶えば、後日お礼参りを忘れずに。私は台灣の神様と亡き父に、台灣へ繋げてくれたご縁に感謝を伝えます。
 1978年台灣生まれ。父親の仕事の関係で父親が亡くなる11歳まで、台北市に暮らした。父親が愛した台灣へここ数年、年に2回訪れている。

新しい発見に胸が躍る
 懐かしい風景に街の匂い、美味しい食べ物に心温かい台灣の人たち。まだまだ私の知らない台灣が多くある。毎年、台灣の魅力ある場所へ行く事が今の楽しみ。新しい発見に毎回胸が躍る。そしていつかまた台灣に住みたいと思っている。

今岡 麻住

いまおかますみ/1978年台灣生まれ。二児の母。多胎児サークルツインズファミリー代表。NPO法人mamanohibi。ワンだぁカフェ主催。

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